位置付け

概要

主にズクンフッド地方等の寒冷地に生息する、体長15～20cm、体重15g前後の鳥。
本種は飛び方に特徴があり、方向転換をする際に冠毛を尾羽根の様に逆立て、高速飛行中であっても急停止、後退が出来る点が特筆される。
この特徴を「前後の無い鳥」や「頭のない鳥」だとする迷信が長く信じられており表裏両面使える鳥だとの事からリバーシブルを文字ってバルシーブルと呼ばれている。
上面は光沢がある黒の羽毛で被われる。腰は緑がかった褐色。下面は羽軸に沿って褐色の斑紋が入る白い羽毛で被われる。下腹は黄褐色や淡い黃色、尾羽下面の基部は黒い。嘴は艶のある黒でとても鋭く、後肢は茶褐色か黒の個体が見つかっている。

生態
前述の通り飛び方に特徴があるが、尾羽根を方向転換や減速に使うのが多くの鳥の飛び方であるのに対し、冠毛や時に肩羽を器用に使い角度や速度を精密に制御し、瞬時に真逆に方向転換が出来る事が分かっており、空力弾性に対して制御反転を起こしているものとみられている。
緊急時以外に飛ぶ事は少なく、一度飛び立つと近辺の本種が次々に合流し、密集し、まるで巨大な魔獣の様に見える事もある。
これは「大飛行」と呼び、現地の人でもあまり見かけない珍しいもので、バードウォッチャーの憧れの光景でもある。
地上性が高く、あまり群れで生活をしていない事から、本種はこの大飛行の際に伴侶を見つける個体も多く、繁殖も容易ではない。
その為個体数は年々減少傾向にあるが、臆病過ぎる性格から個体数の精確な把握は困難とされている。

生態

前述の通り飛び方に特徴があるが、尾羽根を方向転換や減速に使うのが多くの鳥の飛び方であるのに対し、冠毛や時に肩羽を器用に使い角度や速度を精密に制御し、瞬時に真逆に方向転換が出来る事が分かっており、空力弾性に対して制御反転を起こしているものとみられている。
緊急時以外に飛ぶ事は少なく、一度飛び立つと近辺の本種が次々に合流し、密集し、まるで巨大な魔獣の様に見える事もある。
これは「大飛行」と呼び、現地の人でもあまり見かけない珍しいもので、バードウォッチャーの憧れの光景でもある。
地上性が高く、あまり群れで生活をしていない事から、本種はこの大飛行の際に伴侶を見つける個体も多く、繁殖も容易ではない。
その為個体数は年々減少傾向にあるが、臆病過ぎる性格から個体数の精確な把握は困難とされている。

利用

利用
ズクンフッド地方では本種の肉をジビエ料理として親しんでいる者も存在するが、臆病な性格である為捕獲しにくく、個体あたりの採取量が少ない為、値段は高騰しやすい。
焼き鳥、照り焼き、香草焼き等の焼き物として供される事が多く、締まった肉質と豊かな旨味は鶏の若鶏と親鶏の良いとこ取りをしていると言われるほどの美味である。
骨は空洞が多く、乾燥させて加工しドアに何本か吊るすなどしてウインドチャイムにする工芸品が上流階級に人気である。
しかしこれも高額な為、模造品も多く出回っており、エノンテベース等では注意喚起が行われている。

脅威

ごく稀ではあるが、群れて飛んでいる際、密集して糞を落とす事で急激に森や河川の生態系が荒れる事があり、個体数調整の為にのみ期間限定でモンスターとして扱われる。

その際には駆除の対象となる丙種モンスター。