竜信仰

竜信仰者(リヴァイア)

  • 世界を守護していた竜、あるいは竜の自然を尊重する思想に帰依し、崇め、信仰する者。
  • 竜信仰は、かつて機械技術を発展させるため際限なく自然開拓、資源採掘し続ける人間に対して竜が異を唱えたことを始まりとしている。竜が授けた魔法は自然との同調を必須とするため、自然を破壊して機械技術を発展させるルドラ帝国の政策とは相容れない。
  • 自然を大事にしているだけの平和的な人がいる一方、機械が嫌いで帝国の技術推進に異を唱える過激な反帝国活動家もいる。
  • 現在では「竜信仰」は過去のものになりつつあり、若者の信仰率は低い。ただ、弔いの方法など竜信仰が元になっている風習などは残っている。
  • 帝国側の厳しい管理のため表立って信仰することができない。
  • 竜信仰者にとって妖精郷メディナヘイムは聖地の様な場所で、いつか行きたいと願う者は多い。

竜(りゅう)について

  • 超越的存在。あらゆる生命の頂点であり、世界の王者にして守護者。
  • 永遠に等しい命と豊富な知識と圧倒的な魔力を持ち人語を解する。
  • かつて魔法という技術・呪文をサラマンダー(竜人種)経由で人々に与えたのが竜とされている。また竜が直接ではなく、サラマンダー(竜人種)を通して統治がなされていた。
  • 200年前、機械技術を手にした人間たちと争った際に滅ぼされてしまい、存在しないと言われている。現在、竜は帝国より禁忌認定されており、竜に関しての知識は厳重に管理され、時に厳しい処罰を課されることもある。
  • 信仰の対象としては「神」 のように扱われる。

竜の遺跡について

  • 竜、竜人種が住んでいたとされる土地や場所の事を言う。現在は、帝国から破壊され埋められていたり、廃墟や遺跡化していたりする。
  • いくつかの遺跡は破壊の後に帝国が建造物を設置し、厳重な管理下にある為、一般人が許可なく立ち入る事は出来ない様にしている。
  • 機能を破壊しつくされたものの、帝国は目的があって水面下で調査研究している。
  • ズクンフッド地方にある遺跡の最深部に古代魔導器が封印されていたが、反乱軍からの依頼によりヴィルとミスティによって持ち出された。

竜精の巫女から得た知識

  • 帝国から妖精郷メディナヘイムを救う手助けをした冒険者達に竜精の巫女から感謝の意を込めて、メディナヘイムに伝わる「竜にまつわる情報」の一部を教えてもらった(A.D.201年※4thイベント)。
  • 郷の者たち以外には知り得ない情報の為、特に竜信仰者にとっては喉から手が出る程知りたい情報である。この情報の取り扱いはその場にいた冒険者たちに委ねられた。
創世記・竜の伝承より
  • 遥か昔、世界を創ったとされる「神龍」は人々へ知識を教えるために5つの竜に分かれた。火竜(かりゅう)・水竜(すいりゅう)・風竜(ふうりゅう)・土竜(どりゅう)・魂竜(たましいりゅう)へと。竜たちは一部の者へ自らの血肉を与え、サラマンダー(竜人種)としての力を与えた。そして、サラマンダーより人びとへ魔法が伝わっていった。
竜の名前について
  • 火水風土魂の五つの竜にはそれぞれ名前があり、その名を知る者は殆どいない。だが、水魔法と親和性が高かったハイエルフの始祖は水竜のサラマンダーにその名を教えてもらっており、現在まで伝えられてきた。水竜の名前は「水竜レイセーン」と云う

魔法

  • いくつかの手順と道具を使い、呪文を唱えることで様々な現象を発生させることができる超常技術。
  • 魔法は周囲に天然の資源が多いほど魔法の威力が増大し、逆に人工物が多い場所だと魔法の威力は低下する。その為、魔法使いは魔力の源となる資源である「魔法ツール」を持ち歩く必要がある。
  • 魔法は補助的な効果のものがほとんどで、手から火の玉が出たり、空から雷を落とすといった効果の呪文は存在しない。
  • 竜が存在しない現代(A.D1年以降)において、魔法を習得するには大陸中に散逸した『竜の碑文』を探し出し、そこに記されている呪文を解読し書き写し『魔法屋』に持っていき魔法紙にしてもらう必要がある。
  • 魔法発生には「魔法紙に書かれた呪文の詠唱・属性ツールでルーンを描く」ことが必要。ただ、作法を真似すれば誰でも使えるわけではなく呪文詠唱時はかなりの集中力が必要となる。集中ができていない状態で詠唱をしても魔法が発動しなかったり効果が薄くなってしまったりする。魔法ツールの大きさや純度、なども効果に影響する。
  • 魔法は誰でも使用できるわけではなく「資質」があるモノたち以外は使用できない。更に「魂魔法」に関しては一般的な魔法使いでは使う事が出来ず、魔法使いのエキスパートである魔法属性の上級職である「メイガス」のみ使う事が可能。
  • 魔法効果が発動するアイテム「封魔器-ふうまき-」は魔法を蓄積して任意で放出できる道具で、誰でも使用する事が可能。希少なものなので高値で交換されている。
  • 魔法の効果を付与することができる「特殊弾」と呼ばれる弾があり、装填する直前に特殊弾に魔法を込めて放つ。封魔器のように長時間魔法を閉じ込めることはできない為、扱うには機械属性の複合職である「ギアフォース」の資格が必要となる。

魔法発動方法の違い

  • 魔法
    • 詠唱:魔法紙に書かれたルーンを描きながら呪文を詠唱。
    • 範囲:術者の持つ魔法ツールで触れられる距離。
    • 魔法に素養がある者しか使用することはできない。
  • 特殊弾による魔法
    • 詠唱:魔法紙に書かれたルーンを描きながら呪文を詠唱し、特殊弾に魔法を込める。
    • 範囲:特殊弾の着弾距離。
    • メリット:魔法の届く範囲の拡大。遠くにいる仲間の回復や相手への攻撃が可能になる。
    • デメリット:弾が対象に当たらなければ効果がない。1弾1人。手順が多く面倒。魔法の効果時間の半減。魂魔法は特殊弾に込めることが出来ない。ギアフォース職、もしくは機械と魔法のペア職でないと利用できない。
  • 封魔器による魔法
    • 詠唱:詠唱の必要がない。
    • 範囲:自分で投げられる距離。一定の衝撃により発動する。
    • メリット:詠唱時間がなく誰でも使用ができる。
    • デメリット:特殊な製法で作られているので、非常に高価なものである。一度しか使用できない。一定の衝撃で発動するので暴発する可能性がある。

魔法の種類と属性

  • この世界の魔法には四大属性魔法と魂魔法(天と冥)の5つの属性がある。
  • 現在存在が確認されている魔法は以下で属性の相性・弱点属性
    • 四大属性
      • 火→水→風→土→火
      • ※火は水に強いが土に弱い
    • 魂属性
      • 天⇄冥
      • お互いに弱点

魔法の発動と魔法ツール

  • 魔法の発動にはその呪文に付随するツール(道具)を片手に持って呪文を詠唱する必要がある。
  • 呪文の詠唱後、ツールを対象に触れることで効果を発揮する。
  • ツールの大きさや素材の質、使用する場所で効果の威力が変わる。

    魔法紙

    ↑ヒアルプ(水)の魔法紙

    • 魔法発動に必要な呪文とルーンが描かれている紙。そこに書かれている文字は、魔法発動に必要な魔法ツールの上質な素材を砕いて作った特殊染料を使用している。それにより、魔法紙+術者の詠唱+魔法ツールを触媒にする事で魔法を発動できる。
    • 一般的な魔法は大陸中に出回っており、魔法屋で販売されている。その魔法紙の殆どは帝国魔法学院で描かれているもの。
    • 魔法屋で販売されているものは、一般的な魔法しかない為、竜の碑文から書き写したメモを渡すとその場で紙に特殊染料で描き魔法紙として交換してもらえる。

    竜の碑文

    • 世界の各地に点在する、竜が残したとされる碑文。
    • 碑文にはそれぞれ魔法の呪文が特殊なルーン文字で記されており、それを解読し魔法屋に解読メモを渡すことで魔法紙と交換して貰い、新たな魔法を体得することができる。
    • その多くは洞窟や遺跡の奥に隠されていることが多いが、記念碑代わりに街の中央に設置されているというような稀な事例も存在する。

    ルーン文字表

    魔法リスト

    現在存在が確認されている魔法は以下である。

    火(ひ)  

    魔法ツール/木の杖

    ドラング

    • 通常効果:力が湧いてくる。
    • 戦闘効果:一時的に攻撃力が2になる。
      • 1ヒット2ダメージ与えられるようになる。効果2ターン続くが、1ヒットしたら効果が切れる。
      • コスト/1
      • 魔法弾/有

    フェリアル

    • 通常効果:勇気が湧いてくる。
    • 戦闘効果:ダウンから復活できる。
      • ダウンした者を復活させられる。元いたポジションにHP1の状態で再復活できる。
      • コスト/1
      • 魔法弾/有

    エクサルシオン

    • 通常効果:活動力が上がる。
    • 戦闘効果:一時的に行動回数+1になる。
      • 自分の行動を連続して2回出来る。効果は2ターン続く。※フェダーと重複すれば、片手武器で4回攻撃が可能。
      • コスト/2
      • 魔法弾/無

    水(みず)

    魔法ツール/鏡

    ヒアルプ

    • 通常効果:傷の痛みをやわらげる。
    • 戦闘効果:HPが1回復する《単体》
      • 触れた相手のHPを1回復。ダウンした者は回復できない。
      • コスト/1
      • 魔法弾/有

    ヒアルグ

    • 通常効果:複数人の傷の痛みをやわらげる。
    • 戦闘効果:HPが2回復する。《複数》
      • 触れた相手のHPを2回復。魔法詠唱後5秒以内に複数人に触れれば全員回復が可能。
      • コスト/3
      • 魔法弾/無

    テュシアー

    • 通常効果:生命力や魔力を人に渡す。
    • 戦闘効果:相手に自分の力を分け与える。
      • 前衛キャラに自分のHPを渡せる。※後衛はHP1なので使えばダウンとなる。
      • コスト/0
      • 魔法弾/無

    風(かぜ)

    魔法ツール/羽

    エソジェン

    • 通常効果:水や空気や毒を浄化させる。
    • 戦闘効果:毒状態が回復する。
      • バッドステータス『毒』を回復させる。
      • コスト/1
      • 魔法弾/有

    ビュウ

    • 通常効果:視力が少し良くなる。
    • 戦闘効果:視力が回復する。
      • バッドステータス『暗闇』を回復させる。
      • コスト/1
      • 魔法弾/有

    フェダー

    • 通常効果:体が少し軽くなる。
    • 戦闘効果:一時的に攻撃回数が+1になる。
      • 2ターン中、一スウィング多く攻撃が出来る様になる。※片手武器は2スウィング、ニ刀武器は3スウィング出来る。
      • コスト/1
      • 魔法弾/有

    土(つち)

    魔法ツール/指輪

    ランケ

    • 通常効果:触れた部分を硬直させる。
    • 戦闘効果:一時的に行動制限される。
      • 1ターン中左手を動かす事が出来なくなる。
      • コスト/1
      • 魔法弾/有

    アウルム

    • 通常効果:物体の強度が上がる。
    • 戦闘効果:一時的にダメージが0になる。
      • 相手の攻撃がヒットしてもダメージが0になる。効果は2ターン続くが、1ヒットしたら効果が切れる。
      • コスト/1
      • 魔法弾/有

    タング

    • 通常効果:触れた部分が少し重くなる。
    • 戦闘効果:一時的に動けなくなる。
      • 1ターン中、その場から移動出来なくなる。
      • コスト/1
      • 魔法弾/有

    魂(たましい)

    魔法ツール/貴石・半貴石

    オーダル

    • 通常効果:魔法効果を打ち消す。
    • 戦闘効果:不明。

    カルディア

    • 通常効果:触れた相手に質問する事で強制的に答えを聞き出す事が出来る。
    • 戦闘効果:不明

    ルガト

    • 通常効果:触れた者の気力と体力を減らす。
    • 戦闘効果:不明

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