位置付け

ピアソン生物分類

生物
動物 界
脊椎動物 門
四足動物 綱
食肉 目
クマ 亜目
カクレグマ 属
ドウクツグマ 種

ハンター協会

上位脅威害獣
甲種モンスター

概要

全体的にヒグマに近い骨格を持ち、上腕骨や雄の大腿骨はウラルトゥヒグマと近く、雌の大腿骨はメテロヒグマ程である。
体重に性的二形が顕著に見られ、雄の体重が平均350~600kg、雌の平均が225~250kg程である。推定体重が1000kgに達する個体も発見されており、現生するクマの中でも最大級の大きさを持つ。

生態

食性は主に大型の草食獣、小型の草食獣、魚などを捕食する肉食性だが、洞窟内に木の実を溜め込み、非常食としている。
狩りが得意なカクレグマ属の中でも特に頭を使った狩りをする事が知られており、溜め込んだ木の実を使って草食獣を誘い出し、隠れて捕食対象が現れるのを待つなどの事例が何度も報告されている。
カクレグマ属の中でも極めて縄張り意識が強く、縄張りとしている洞窟内に入られる事を極端に嫌う。

利用

肉質は筋肉質で獣臭く、量こそ多く採れるが味はお世辞にも良いとは言えず、燻製や香草で臭みを消した物を腸詰めとするなど、加工肉としての流通が多い。
毛皮は寒冷地用の防具や敷物としてかなり高値で取引されている。
しかし一方で討伐された本種は傷の度合いも多く、綺麗に採取出来る事が少ない為、大きな一枚皮が流通することは少ない。
その為綺麗な部分の皮を切り出して防具とすることもある。

鞣して硬化剤を染み込ませた革は繊維が太く頑丈であり、傷が付きにくく、小さめの盾や肩当て、胸当てといった防具に加工される

毛を削ぎ落とした皮は最高級の太鼓等の楽器の皮にもなる。

脅威

ハンター協会によると、人里近くに縄張りを持つと途方もない被害が出る為、モンスターとして扱われる。
隠れて獲物を狩る習性ととてつもない腕力を持つ為、熟達したハンターでなければ依頼は受けられない。
罠や薬を潤沢に準備する事が義務付けられている。

迅速な討伐が必要となるクエストの対象となる甲種モンスター認定種。

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