位置付け
ピアソン生物分類
生物
動物 界
脊椎動物 門
鳥 綱
アマツバメ 目
リーガアナツバメ 属
モグラツバメ 種
ハンター協会
下位脅威害獣
丙種モンスター
概要
フロッシュベントの樹海のみに生息する、体長25~30cm、体重20g前後の鳥。
名前にモグラと付いているが、目が退化している訳ではなく、木の幹に穴を掘る習性をモグラに例えたものである。
上面は光沢がある黒い羽毛で被われる。腰は赤やオレンジ色。下面は羽軸に沿って黒の斑紋が入る白い羽毛で被われ、縦縞が入っているように見える。下腹は赤褐色や淡いオレンジ色、尾羽下面の基部は黒い。嘴は艶のある黒でとても鋭く、後肢は茶褐色。
後述する巣の高騰によって巣穴を破壊される事で近年は個体数が激減しており、保全と駆除のジレンマに悩まされている。
生態
他のアマツバメ目に多く見られる樹上での巣作りをせず、木の幹に穴を掘りその中で子供を育てる。
雌が卵を温めている間、雄は巣のある樹や周囲の数本の樹に巣穴と同様の穴を開けて回る。こうする事で外敵に見つかりにくくしていると考えられる。
食性は昆虫や木の実、フロッシュベント内に生息する藻類を主にした雑食性。
利用
フロッシュベント周辺の者はこの鳥自体を食べることは無いが、巣穴の内面に固着した唾液はとても栄養価が高く、巣穴からモグラツバメの唾液を剥離し乾燥させたものをスープにする高級料理が存在する。
他にも薬としての効果も知られており『妖精の薬』の材料ともなる。
保水性、保湿性が極端に高く、化粧水、乳液等にモグラツバメの唾液を使った高級化粧品も近年開発されている。
脅威
樹の幹を穴だらけにしてしまう事からエルフを始めとしたフロッシュベント周辺の住民に被害が想定される場合にのみ駆除対象となり、期間限定でモンスターとして扱われる。
その際には駆除の対象となる丙種モンスター。