演目

飛竜の里では、場内の二か所にて異なる演目をお楽しみいただけます。
それぞれ特色ある内容となっておりますので、ぜひ足を運んでご覧ください。


藤原屋敷の前で繰り広げられるのは、今回の物語を描く特別な演し物の場面。
『桜花源郷記』の世界が目の前に広がります。
どんな物語が待ち受けているのか…どうぞ最後までお楽しみください!

12:00~ 序ノ章・開宴万来(かいえんばんらい)

~あらすじ~

今年も飛竜の里に「入山祭(にゅうざんまつり)」の季節がめぐってまいりました。
里の人々は朝から晩まで祭りの仕度におおわらわ。
村長・藤原甘兵衛(ふじわらかんべえ)と、弟の渋兵衛(じゅうべえ)のふたりも、この年もまた祭りの日を迎えられることを、しみじみと喜んでおりました。

そこへ、赤耕藩(あこうはん)より、懐かしき友と、風変わりな客人がやってまいります。その様子を、甘兵衛の養女・菊千代(きくちよ)が、物陰からそっと見つめておりました。胸に秘めたる想いと共に――。

17:00~ 破ノ章・登始之儀(とうしのぎ)

~あらすじ~

入山祭、ひときわ賑わいを見せるは、「登始之儀(とうしのぎ)」!
竜爪山の山開きののち、最初の一歩を踏み出せる“入山の先駆け”を賭けた、特別な催しにございます。知恵と運、そして縁が巡り合う、この不思議な勝負。
今年の「一番登り」の栄誉を手にするのは、いったい誰か――?
太鼓の音が高らかに響けば、老いも若きも胸が高鳴る。
祭りの気運は最高潮!
さあ!いざや、のぼらん!

 

17:30~ 急ノ章・縁山繋世(えんざんけいせい)

~あらすじ~

「登始之儀(とうしのぎ)」にて、今年の“一番登り”がついに決まったそうな。
名を呼ばれた者には、拍手と歓声が惜しみなく贈られ、祭りの熱もひときわ高くなったという。
その折、村長・藤原甘兵衛が、出会いと縁について語りはじめたそうな――
さてさて、このあとの祭りのゆくえや、いかに…。

 


飛竜の里の中央に位置する「舞台」で繰り広げられるのは、さまざまな演目の数々。
時間ごとに内容が変わるため、訪れるたびに違った演目をお楽しみいただけます。
気になる演目がありましたら、ぜひそのお時間にお立ち寄りください。
※各組の上演時間はおよそ20分です。

 

12:30~ 大筆奏上

己の力を得んが為に珠津国に渡りし、狐面に装束と云う出立で、身の丈ある大筆を振いし者。登峰人の生き様に心を打たれ、事故や山妖怪の脅威からの無事を願い、墨に加護を載せ一筆奏上仕る。

演目終了後、14:00~支度小屋~其の一~にて「心願一筆(ご依頼一筆書き) 」を行います。

13:00~ 舞・殺陣

これよりお見せするは、比翼連理の剣の術。ある時は調べにのせて風に舞い、またある時は頂を目指す刃となる。この名を覚えて帰りゃんせ。我ら八方巡る旅剣士 ”秋乃羽(ときのわ)”

演目終了後、藤原屋敷横にて14:00~「殺陣教室」を行います。

14:45~ 祭り太鼓

飛竜の里より一村を隔てし交野村(かたのむら)より、飛竜の里を盛り立てんと駆けつけたるは、「太鼓衆・鼓の羽(このは)」の一団にござります。皆様の心が踊り、胸高鳴るようなひとときをお届けいたすべく、鼓の羽一同、誠心誠意演奏いたしまするゆえ、どうぞごゆるりとお楽しみ下さいませ。

15:30~ 講談

祭り衆・藤山會の頭目、藤山次郎太による『珠津国講談(たまつくにこうだん)』

戦乱の世、赤耕藩と御魂藩、ただならぬ緊張が満ち、両軍の間に激突の予感が漂う。名将と呼ばれる者たちが、それぞれの決断を胸に、静かに火花を散らすその時。月のない夜、五穀城(ごこくじょう)で繰り広げられるのは——策か、狂気か、それとも…?

16:00~ からくり売り

さあさあ、皆々様、お立ち合い!
土沙藩一のからくり技師、「奇天烈斎(きてれつさい)」こと晴山国棟みずから、仰天見世物市を開演いたす!ちんどん三人衆による「実演」をもって、他所では到底見ること叶わぬ「からくり」、その奇妙にして見事なる技術を、今ここに披露せん!欲しきものがあれば、さあ、銭をしっかりと握りしめ、お手を高々と掲げ、お呼びくだされ!

演目内で販売される商品は、3品となります(上限ありのオークション形式での販売)。どの商品が販売されるかは、事前にお知らせいたします。